興福寺別院
2021年10月27日
雲が多く少し雨粒も落ちてくる京都山城路。稲刈りシーズンも一段落の京都山城茶いくるラインを走る。
京田辺市の地名となっている普賢寺は奈良時代に興福寺の別院として発展した大きなお寺だった。五重塔もあったと伝わる。
度重なる火災により、16世紀半ばにはほとんどの建物は失われた。
現在は大御堂観音寺として一つだけ建物が残っている。
ご本尊は奈良時代に造られた十一面観音様。多くの困難をくぐり抜け、現存している。
奈良・桜井市の聖林寺の十一面観音様と共に国宝指定されている。