コーワSE

Kowa SE
コーワブランドのカメラ、KOWASEはレンズシャッター式の一眼レフカメラ。コーワという会社はあのコルゲンやウナでおなじみの製薬メーカーぐらいしか思いつかず、どんな会社なのかと調べたら、その製薬会社の興和が製造していたカメラだった。

Kowa SE
キャノンなどの光学機器メーカーが医療機器を製造することは知っていたけど医療関係の会社がカメラを生産していたのは初めて知った。考えてみれば検査機器などに光学機器技術は必要なわけで、その技術を生かしてカメラを製造していた。

Kowa SE
この時代のカメラらしくサイズの割にずっしりとした重量感。レンズシャッター式の一眼レフらしくシャッターボタンを押すとまずシャッター羽根を閉じてとミラーをアップし、シャッターを切ってミラーを戻してシャッター羽根を開けるという複雑な動き。

Kowa SE
50mm F1.9のレンズを搭載し、おもしろそうなカメラだけど2台あった製品は残念ながら共にシャッターの具合が良くなかった。
1970年代までカメラを製造していた興和は現在もデジタルカメラ用交換レンズを製造している。

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