若草山

黒い若草山
新春の大和路を彩る若草山の山焼き。以前は1月15日の成人の日だったけど、ハッピーマンデー制度導入により現在は1月第4土曜日に行われる。
山焼きの写真はとても難しい。暗いので三脚を使った長時間露光となるが、ただ撮っただけでは炎の筋が写るだけ。

勝間田池から望む黒い若草山
新聞や雑誌で紹介されている山全体が萌えている写真を撮るには、フィルム時代は多重露出、現在ではデジタル写真十数枚を重ねて合成といった特殊技術が必要となる。
そして勝間田池などの人気の撮影ポイントは人が多いので、私は随分と前に撮影は諦めた。

朱雀門と黒い若草山
でも山焼きだけではなく、若草山は季節によって美しい姿を見せてくれる。山焼き後の黒い若草山もその一つ。
以前は1月15日に行われていたので子供の頃は黒い若草山を見るまでは正月気分だった。日程が変わっても黒い若草山を見ないと松が明けた気分にならないのは今も変わらず。
今年はようやく黒い若草山を見たと思ったら、1月も既に月末だった。

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