紫陽花とお地蔵様
2019年6月24日
朝からいい天気だけど、ちょっと怪しい雲行きの奈良大和路。午後からは雨の予報だけど、どうなるか。
奈良盆地を南北へ走る時によく通るルートの一つ、下ツ道コース。平城京の時代から主要道路として使われていた道は現在もその痕跡を残す。
このコースを走り始めた頃からランドマークにしている、庵治町のお地蔵様の祠がある。隣に日露戦争の頃の石碑もあるので相当古そう。
その一角にきれいな額紫陽花が咲いていた。この時期に奈良を自転車でうろうろするとあちらこちらで紫陽花を見ることができる。
ネットで調べたら、このお地蔵様には1533年の刻印があるとのこと。古くからこの道を通る人々を見守ってきたのだろう。紫陽花もその頃から咲いていたのかな。
現在咲いている紫陽花はそこまで古くないだろうけど、万葉集の時代から咲いていた花なので、お地蔵様の横にその頃も咲いていたかも知れない。